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G大阪、今季J1初スタメン食野が先制弾もドロー決着…鹿島は2試合勝ちなし

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明治安田生命J1リーグは1日に第14節が行われ、パナソニックスタジアム吹田ではガンバ大阪vs鹿島アントラーズの一戦が行われた。

前節北海道コンサドーレ札幌と0-0で引き分けたもののリーグ2試合負けなしとしている16位G大阪が、前節サガン鳥栖に0-1で敗れて4試合ぶりの黒星を喫した6位鹿島をホームに迎えた一戦。G大阪はFWアデミウソンやFW食野亮太郎をスタメンで起用。FWファン・ウィジョはベンチスタートとなった。対する鹿島は、FWセルジーニョやMF白崎凌兵を起用。MF安部裕葵はベンチスタートとなっている。 

■試合結果
ガンバ大阪 1-1 鹿島アントラーズ
■得点者
G大阪:食野亮太郎(13分)
鹿島:土居聖真(43分)


試合は両者一歩も譲らず、1-1のままタイムアップ


試合は13分にG大阪が動かす。右サイドでボールを持った小野瀬のクロスがクリアされると、ボックス内にこぼれたボールをアデミウソンがキープして後方に落とす。待ち構えていた食野が狙いすましたシュートを放ち、今シーズンJ1初先発起用の期待に応える先制弾をマークした。

しかし前半終了間際の43分、左サイドに抜け出した安西がマイナス方向にグラウンダーのクロスを供給。すると、ボックス手前中央の土居がワントラップでG大阪DFを交わしてゴール左下隅を射抜く。鹿島が同点としたところで、試合は折り返しを迎える。

62分、G大阪に決定機が訪れる。小野瀬がボックス手前右にパスを送ると、ボールを受けた食野が鹿島DFをうまくかわしてボックス内右に侵攻。しかし、放たれたグラウンダーのシュートはわずかに左に外れる。

後半に入っても一進一退の攻防が続くなか、鹿島が65分に交代カードを切る。中村に代えて10番を背負う安部を投入し、逆転を目指していく。

それでも試合を動かせずにいると、鹿島は74分にも選手交代を敢行。山本に代えて町田を送り出し、安部の投入で活性化している右サイドに安西を配置する。対するG大阪も、アデミウソンに代えてファン・ウィジョを起用した。

さらに81分、豊富な運動量を見せていた小野瀬が右足付近を痛めてピッチ外に出て、起き上がれない状態に。G大阪はアクシデントにより田中の投入を強いられる。

すると、84分には右サイドの安西が高い弾道のクロスを供給し、町田が強烈なヘディングシュートを放つ。しかし、ボールはバーに直撃。結局、最後まで再びネットが揺れることはなく、試合は1-1で終了した。

この結果、G大阪はリーグ3試合負けなしとして15位に浮上。対する鹿島は、2試合勝ちなしとなった。