激フットボールNEWS

国内外問わずサッカー最新NEWSを配信!

リヴァプールが14年ぶり6度目のCL制覇! サラーPKとオリジ弾で昨季の雪辱果たす

20190602-00943655-soccerk-000-4-view[1]


チャンピオンズリーグ決勝が6月1日に行われ、トッテナムリヴァプールが対戦した。 

 初優勝を狙うトッテナムと14年ぶり6度目の優勝を狙うリヴァプールによるイングランド勢対決は、開始早々にスコアが動く。開始25秒、リヴァプールのサディオ・マネがペナルティエリア内へクロスを入れると、ボールがムサ・シソコの手に当たり、主審はPKの判定。2分、このPKをモハメド・サラーがゴール中央やや右に突き刺し、リヴァプールが先制に成功した。 

 その後は互いに決定機を作り出すことができず、1-0のままハーフタイムを迎えた。 

 後半に入り先にチャンスを作ったのはリヴァプール。68分、エリア内で受けたサラーの落としを、ジェームズ・ミルナーが左足ダイレクトで狙う。だが、グラウンダーのシュートはわずかにゴール右へ逸れた。 

 一方のトッテナムは73分、エリア手前中央のソン・フンミンが左へ預け、デレ・アリがミドルレンジからループで狙う。シュートは枠を捉えたが、GKアリソンにキャッチされた。79分には右サイドからキーラン・トリッピアーが上げたクロスにデレ・アリがヘディングで合わせたが、ゴール上に外れた。 

 敵陣に押し込む時間が続くトッテナムは80分、ソン・フンミンがエリア外から右足ミドルを放つと、GKが弾いたボールを繋ぎ、今度はエリア内からルーカス・モウラが狙ったが、ここもGKアリソンに阻まれた。86分にはエリア手前左で得たFKをクリスティアン・エリクセンが直接狙ったが、またしてもGKアリソンが好セーブで弾き出した。 

 すると耐え続けたリヴァプールがワンチャンスをモノにする。87分、CKの流れからエリア内左でパスを受けたディヴォック・オリジがワントラップから左足一閃。グラウンダーのシュートがゴール右に吸い込まれ、貴重な追加点となった。 

 試合はこのまま2-0でタイムアップ。リヴァプールが決勝で敗れた1年前の雪辱を果たし、14年ぶり6度目の欧州王者に輝いた。 

【スコア】 
トッテナム 0-2 リヴァプール 

【得点者】 
0-1 2分 モハメド・サラー(PK/リヴァプール) 
0-2 87分 ディヴォック・オリジ(リヴァプール) 

【スターティングメンバー】 
トッテナム(4-2-3-1) 
ロリス;トリッピアー、アルデルヴァイレルトフェルトンゲン、ローズ;シソコ(74分 ダイアー)、ウィンクス(66分 ルーカス);デレ・アリ(82分 ジョレンテ)、エリクセンソン・フンミン;ケイン 

リヴァプール(4-3-3) 
アリソン;A・アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン;ヘンダーソンファビーニョ、ワイナルドゥム(62分 ミルナー);サラー、フィルミーノ(58分 オリジ)、マネ(90分 ゴメス)