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レアル、ベイル放出で苦肉の策?給与一部負担し逆オファー提示か?

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 チームに所属する29歳のウェールズ代表FWガレス・ベイルを移籍させるために、レアル・マドリーが“苦肉の策”をとるかもしれない。14日に英メディア『チームトーク』が報じている。 


 2013年夏にトッテナムからベイルが加入した際、マドリーは当時のレートで移籍金9100万ユーロ(約118億3000万円)を支払っている。出来れば、その移籍金を回収したいところだが、一刻も早くベイルを売りたいマドリーは逆オファーを提示した模様。 

 同メディアによると、ベイル獲得に興味を示すトッテナムに対して、マドリーはレンタル料1000万ポンド(約14億1000万円)での期限付き移籍を提案しているという。それだけでなく、週給60万ポンド(約8500万円)の一部に当たる週給25万ポンド(約3540万円)を移籍先クラブが支払い、残りをマドリーが負担する案も考えているようだ。 

 一方、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバの獲得を目指すマドリーは、ポグバの移籍金を下げるためにベイルの譲渡を交渉に含める提案をしていた。しかし、この提案はユナイテッド側に拒否されたとの情報もある。 

 ベイルはマドリーとの契約を2022年6月まで残している。今夏移籍しない場合、マドリーは残り3年間も週給60万ポンドを支払うことになる。これは、マドリーにとっては大きな負担だ。とはいえ、完全移籍で売却しようにも高額な週給+高い移籍金を支払えるクラブは限られる。そのため、マドリーは週給一部負担、または別の選手の移籍交渉の中でベイルの譲渡を含めるなどして、様々な方法でベイルの売却に動いているようだ。