アッレグリ、ロナウドの闘争心をイブラと比較「似ている」
イタリア紙『Tuttosport』のインタビューに応えた、ユヴェントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリはチームのエース、クリスティアーノ・ロナウドについて「完璧主義者で勝利にこだわる」と語り、イブラヒモヴィッチと似ている所があることを語った。
アッレグリはロナウドについて「彼は勝たないと楽しめない」と言いながら、「メンタルレベルにおいて他の選手よりも強い。毎日個人の目標を見つけている。これまで多くのタイトルを獲得している34歳の選手にとって、新たな目標を見つけるのは本当に難しい事なのに」と、ロナウドの闘争心が一向に衰えていないことを称賛した。
また同指揮官は「彼はすごい。頭の中で個人的な目標を設定し、素晴らしいひらめきで信じられないプレーをする。全員が彼にならうべきだ」と語りながら、同選手の極端な性格の一例を挙げた。
「例えば土曜の午前中、練習終了後にミニゲームをするのだが、ロナウドはそのミニゲームでも勝たないと喜ばないのだ。彼にとっては勝つということが楽しいのだ」と説明し、「ミランの監督時代にはイブラヒモヴィッチを指導したが、そういう面で彼と似ている。しかし彼は良くないパスを受けるとずっと怒っていた」
「私はイブラに“みんなのことを考えて、より良い態度を示せ”と言った。“クオリティの高い選手は、それほどクオリティの高くない選手に謙虚にならなければならない”と。確実に言えることは、サッカーにおいてロナウドはあらゆる意味で良い選手だ」と監督は締めくくった。