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<U-18韓国代表の優勝杯“踏みつけ行為”>鹿島DF チョン・スンヒョン「良い選手である前に良い人で…」

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U-18韓国代表が中国で開催された「パンダカップ2019」で29日に優勝を飾ったなか、優勝トロフィーを踏みつけるポーズをしながら記念撮影を行って物議を醸している。そんななか、J1鹿島アントラーズの韓国代表DFチョン・スンヒョンが自身の公式インスタグラムを更新し、過熱する“非マナー議論”を巡ってアドバイスを残したと母国メディアが報じた。 

 U-18韓国代表は「パンダカップ2019」に参戦し、タイ(2-1)、ニュージーランド(4-0)、中国(3-0)に3連勝し、9得点1失点と圧倒的な強さで誇示。歓喜のなかで優勝トロフィーを授与されたが、その直後の記念撮影で見せた行動が問題視されている。 

 優勝トロフィーとともに撮影をする際、一部の選手がカップに足を乗せてポーズ。このワンシーンを捉えた写真がSNSを中心に広まり、「冒涜行為」「非マナー」「失礼」と批判が殺到した。代表チームは翌日に公式謝罪したが、優勝はく奪という事態にまで発展している。 

 様々な意見が上がっているなか、鹿島に所属するDFチョン・スンヒョンが30日に自身のインスタグラムを更新。「良い選手である前に、良い人でなければならない。自分1人のせいで韓国のイメージが悪くなる可能性もあるので…今日も韓国の名にかけて努力する」と綴った。 

鹿島DFチャン・スンヒョンの“助言投稿” 韓国代表コンビも賛同「クール」 

 この投稿に母国メディアが反応。韓国テレビ局「YTN」は「チョン・スンヒョンが、U-18韓国代表の非マナー議論を巡る一文を残して注目されている」と言及。「この文は後輩たちへのアドバイスと見られている」と続けた。 

 また韓国紙「中央日報」も「『U-18韓国代表チームの優勝はく奪』先輩のアドバイスは?」と見出しを打って報道。「具体的な言及はなかったが、この投稿を見たファンは品のない振る舞いをした18歳以下代表チームを念頭に置いた発言と解釈している」と指摘した。 

 同じく韓国代表のFWイ・スンウ(ヴェローナ)やFWキム・ムンファン(釜山アイパーク)から「クール」と賛同のメッセージが届いており、韓国人選手たちも今回の件に大きな注目を寄せているようだ。